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★ コラム5.サンクオチーに非ず
 

正直、北京五輪には失望した。
 三国志の国で行われたオリンピックなのに、なぜ馬術競技の中に一騎討ちがないんだっ!
 男と男が力をぶつけ合うのに最も適した競技が、馬上での一騎討ちではないか!
 相手を頭から真っ二つに切り下げて金メダル獲得とか、落馬した相手に「馬を乗り換えられい。改めて勝負いたそう」と武士らしく情をかけるとか、そんな名シーンも期待できたはず。
それなのに! どうして! ……まあいいや。

それはそうと、おそらく五輪のために渡中した人たちは皆、その後で三国志遺跡巡りもしようとするはずだ。だが、北京と違い遺跡の旅は一筋縄ではいかないぞ。

例えば、こんなことがあった。これは王平の墓を探していた時のことだ。オレは地元の人に「王平の墓はどこですか?」と尋ねて周っていたのだが、なぜか誰も知らないという。

発音を変え、「王平、おーへー? ウォ〜ヘィっ!」と叫んでもダメ。

そこで紙に「王平」と書いて見せると、なぜか「ワンピン?」という返事が。
なんと、王平は中国での発音が「ワンピン」だったのだ! 

しかし、はっきり言ってオレが探しているのはあくまで王平であり、ワンピンなんていう名の雑兵っぽい小者ではない。ここは重要だ。

例えば中国の美人アスリート、高飛び込みの郭晶晶も「かくしょうしょう」だから美人なのであって、中国読みで「グオ・チンチン」と読んだら美人というより下ネタではないか!

 なんでも「三国志」も中国語では「サンクオチー」と言うらしいが、オレは三国志という壮大な歴史物語を好きになったのであり、サンクオチーなどという貧弱な小噺のファンになった覚えなどない! なめんなよっ!!

オレは言いたかった。「ワンピンじゃない。探しているのは、おうへいの墓だ」と。だが困ったことに、それでは全く話が進まないのだ。

仕方なくオレは、屈辱を噛み締めながら「そうです、ワンピンです」と答えた。答えながらも、心では「いや違う。やっぱりおうへいだ。口では認めても心までは屈しないぞ!
 あたい、体は売っても心は売らないんだからねっ!!」と強く抵抗して。

結果やっと王平の墓に辿り着けたのだが、つまりオレが何を言いたいかというと、このようなおもしろエピソードが書籍「三国志男」に多数記載されているので、ぜひお近くの書店でご覧になって下さい、ということでありました! まあなんていやらしいっ(涙)!!

 


ワンピンの墓その1(その2は山奥にあります)

文&撮影:さくら剛

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