孫晧

字は元宗。呉の四代皇帝・最後の皇帝である。
宰相のボク陽興・張布に擁立され即位した。彼は学問に優れ立派な人物という評判であったが、即位するとたちまち暴君に豹変した。
擁立を後悔していたボク陽興・張布を殺害し、武昌への遷都を強行した。
呉の軍事力は武将個人の私兵によるところが大きかった。孫権の末年以来、呉の政治情勢は不安定であり、武将たちに対する求心力は低下しつつあった。そして孫晧の治世は求心力に致命傷を与えてしまう。
西暦280年、晋の大侵攻をうけた呉は組織的な抵抗ができず、あっさり滅亡してしまう。
孫晧は助命され、のち284年洛陽で没した。
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