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三国志名言・三国志ことわざ

参考引用文献

「三国志」
吉川 英治 (著)講談社

「爆笑三国志」
シブサワ コウ (編)
コーエー

「超おもしろ三国志」
安部 幸夫 (著)
にちぶん文庫

「図解雑学諸葛孔明」
渡邉 義浩 (著)
ナツメ社
など

 


 三国志には、現代でも使われている「名言・ことわざ・格言」が多くあります。
ここではそれらをイラストを交えて紹介してまいります。

*画像をクリックすると拡大画像表示されます。  [制作&イラスト協力:景さん]

青梅、酒を煮て、英雄を論ず

1.「青梅、酒を煮て、英雄を論ず」

類義:「英雄は英雄を知る」

○由来
建安元年(196年)
曹操が劉備を梅園の宴に招き梅の実を肴に、天下の英雄を論じるお話。

その宴の席で曹操は劉備の人物を推し量ろうと「天下の英雄は君と余だ」と論じる。

曹操は当時自分の客分格でしかない劉備に対し既に英雄的資質を見抜いていたのであった。

対する劉備は、この時突然鳴り響いた雷に愕き机に潜り込みいかにも雷に怖がっている小心者を装い偽って自分を小さく見せることで英雄的資質を見抜かれないように用心したのだった。
その様子を見た曹操は劉備を「雷怯子」と甘く見てしまう。

○関連武将名 曹操、劉備


錦馬超

2.「錦馬超」

 ○由来
馬超の呼称のひとつ。

後漢の将軍馬援の末裔であり西域は羌人のクオーターである彼は白子をはたいたような顔、紅をさしたような唇、腰は細く肩幅広く人を圧する雄姿にのなかなかの美丈夫だったようだ。

また「白の袍、白銀造りに〜」などと主に白を着飾った姿、さらに曹操が「呂布にも劣らぬ武者だ」と言ったところからも彼の威風がうかがえる。それに「白」には先に一族を亡くした馬超の弔い合戦の意味も込められている。

葭萠関の戦いでの張飛との一騎打ちでも颯爽たる白衣装で登場。
その堂々たる姿は劉備を「錦馬超とはよく言ったものだ」と感嘆させた。

○関連武将 馬超 


満身これ胆なり

3.「満身これ胆なり」

○由来
漢中攻防戦の際、趙雲は黄忠が危機に陥ると敵陣に斬り込んでいき、将軍の張著が負傷して敵に囲まれていると知れば再び馬を駆って彼を救出した。その雄姿に敵将の張コウや徐晃も手が出なかったと言う。

曹操軍が本陣まで追撃してくると、その陣門を開き、たった一騎で曹操軍と対峙する。

曹操軍は微動だにしない趙雲に恐れをなして撤退した。
(後に諸葛亮の使う「空城の計」)

このことから劉備は「子龍は満身これ胆である」と感嘆した。

○関連武将 趙雲、劉備
 


美女か醜女(しこめ)か

4.「美女か醜女(しこめ)か」

類義:「孔明の嫁取りを学でないぞ、阿承(黄承彦)の醜女をつかまされる」

○由来
孔明の嫁、黄月英(婉貞)は容姿は赤毛、色黒、あばた面の醜女と評判であった。
始め黄承彦に嫁にと薦められた時にも流石の孔明もこの評判の悪さには逃げ腰であった。

ある日、黄承彦に招待された孔明は無碍にも断れず黄家に赴く、そこには素晴らしいからくり仕掛けの作り物がいくつもあった。
孔明が感嘆していると「からくりは全て娘(月英)が作ったものです」と言うではないか、この様な精巧なものを作れる女性は二人といるものではない。
孔明はみかけに囚われていた己を恥じ、かしこまって月英との縁談を心から申し入れた。

婚礼の日被り物を取った月英の素顔を見た孔明ははっと息を飲んだ。
そこに居たのは眩いばかりに美しい娘であった。
これはわざと悪い評判を流し、外見に囚われない夫を求めた黄氏の策であったのだ。

こうして孔明は才色兼備の伴侶を得たのであった。
果たして実際は美女だったのか醜女だったのか…。

○関連人物 黄月英、孔明、黄承彦


5.「三顧の礼」

才能のある人物の協力を得るために、地位の高い人物が何回も訪問し礼を尽くして見方に迎え入れること を「三顧の礼」といいます。

三国時代、劉備は戦闘能力の高い人物ばかりを配下においていました。
しかし鳴かず飛ばずの毎日。
そんなある日、天才戦略家諸葛孔明という人物がいることを聞いた劉備は彼を参謀にするべく自宅に通います。

しかし2度も留守。周りの止めるのをきかず遂に3度も訪問します。
3度目にしてようやく会うことがかない彼の戦略を聞くと共に
配下とすることに成功します。。

その後、孔明の助言を聞きながら一躍勢力を広げ三国志の1国を有するようになるのでした。

○関連人物 劉備、諸葛亮


6.「破竹の勢い」

勢いにのって勝ち進むことを「破竹の勢い」といいます。
三国時代の一角 魏は司馬一族により乗っ取られ国名は晋となっていました。
また蜀は晋に滅ぼされ残るは呉のみとなりました。

晋の将軍杜預(どよ)は呉を攻めるに際し、配下がゆっくり攻めるべきと進言したところ、兵は士気が高くいま勢いに乗って攻め込めば勝てるといって急速に呉を攻め滅ぼしたことからきています。

なお、竹は節を少し割れば他の節は勝手に割れることから破竹という言葉が来ています。

○関連人物 杜預


7.「白眼視」

他人を冷たい目で見たり、冷遇したりする事をいいます。

社会批判で有名な「竹林の七賢」のひとり阮籍(げんせき)。

彼は「青眼(黒目)」と「白眼(白目)」を自在に使い分けられるという特技があり、
礼儀や常識にうるさい相手が来ると、「白眼」をむいて対応したことからはじまった故事。

○関連人物:阮籍


8.「読書百遍義自ら見る」

難解な書物であっても 100 回も読めば自然と意味が理解できるという意味。

董遇(とうぐう)という勉強熱心な人がいた。
昇進し、献帝の御前講義を行なう仕事をするようにまでなった。
彼に教えを請う人にかれは「読書百遍義自ら見る」といって
断ったことからきた諺。

○関連人物:董遇


9.「月旦」

人物評をすること。
人物評価の大家許劭(きょしょう)が、月の初めに人物評価をした所から言われてる.

○関連人物:許劭


その他

●危急存亡の秋  >切羽詰った状態
○関連人物:諸葛孔明

●泣いて馬謖を斬る 
  >身内や中が良い人でも違反したものは厳しく処分する
○関連人物:諸葛孔明、馬謖

●士、別れて三日、かつ目してあい待す
 >事態の変化を俊敏に捉えないといけない
○関連人物:呂蒙

●呉下の阿蒙 >いつまでも進歩しない人
○関連人物:呂蒙

●白眉 >ぬきんでて優れた人のこと
○関連人物:馬良

●鶏肋 >たいしたものではないが捨てるのが惜しいもの
○関連人物:楊修、曹操

●死せる孔明、生ける仲達を走らす
○関連人物:諸葛孔明

●子は治世の能臣、乱世の姦雄なり
○関連人物曹操

●苦肉の計 >身を犠牲にしてやる作戦
関連人物:黄蓋

●脾肉の嘆  >もてる才能を生かせず嘆く
関連人物:劉備

●白波 >盗賊のこと
関連人物:白波賊(はくはぞく) 黄巾党の残党

おまけ

[中国のことわざ]

 中国では三国志に関することわざもあります。

 ・曹操の話をすると曹操が現れる
  >日本では 「うわさをすれば影がさす」と同じ

 ・三人寄れば“孔明”の知恵
  >日本では「三人寄れば“文殊”の知恵」と同じ

 ・司馬昭の心は、路傍の人も皆知っている
  >「嘘がバレバレ」という意味

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