烏木(黒檀)製戒子書の文鎮
昔、「成都武候祠(劉備と諸葛亮を祀る)」を改修する際に、一本の上質な烏木梁を諸葛亮殿の主梁として使用したそうです。
その上に「寧静致遠 淡泊明志」の八文字が入れられました。この八文字は「戒子書」に書かれている文章の一部です。
その意味は
“欲を捨て静かに暮らし、身を極め自分自身を高め
そして高い志しを実現するように”
孔明が子孫に伝えた言葉ですが、子孫だけではなく、今の人々への教訓ともいえる深い言葉です。
この文鎮に使われている「烏木」とは、蜀(四川省)を含む西南地域で木が自然災害で地中などに埋もれ、数千年の間をかけて、硬質かつ上品な「古木」になったものをいいます。
「烏木」は黒檀、東方神木とも呼ばれます。
特徴として腐らない、かびがつかない、虫に食われない。
というものです。
この「烏木」は今より3700年前のものです。
三国志の時代より前のものです。
放射性炭素年代測定による北京大学の鑑定書が
ついています。
これを使って書道の奥義を極めてください!
まさに逸品!違いの判る人に持って頂きたいです。
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