
※古代とは紀元180年代-280年代頃で、後漢(末期)・三国時代です。
※ちなみに、韓国にも三国時代があり、その書が「三国史」です。混同されませんように。
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コアなファンは以下2つの差を強く意識しています。
物語と歴史書では、厳密な内容が異なります。
1.物語・小説
元(げん)末期(西暦1300年代後半)
「三国志演義(さんごくしえんぎ)」
羅貫中(らかんちゅう)作
2.歴史書
晋(しん)時代(西暦200年代後半)
「三国志(「正史(せいし)三国志」とよく呼ばれる)」
陳寿(ちんじゅ)著
その他
三国志演義が書かれる以前の南北朝時代宋の文帝の指示で 裴松之(はいしょうし)という学者さんが(簡素な)歴史書三国志に 逸話などを盛り込んで”裴松之の注”として作成しました。![]()
中国の三国時代(西暦200年前後)のお話です。
ストーリーのはじめは後漢時代(ごかんじだい)末期から始まります。

三国時代は
魏(ぎ)・呉(ご)・・・iしょく)
の三国からなります。
ちなみにこの頃の日本は弥生時代、
ヨーロッパではローマ帝国の時代。
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【魏】曹操(そうそう)
冷血だが優秀でかつ有能な部下を登用する。
日本でいえば織田信長か。
【呉】孫権(そんけん)
親・兄から受け継いだ国を堅実に経営する。
日本でいえば北条氏康か。
【蜀】劉備(りゅうび)
人徳があるため人が集まってくる。
日本でいえば豊臣秀吉か。
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”劉備(りゅうび)”が物語では基本的に主人公。
最近では”曹操(そうそう)”を主人公にした本などもあります。
劉備が亡くなってからは、軍師(参謀)諸葛孔明(しょかつこうめい)が主役として活躍します。また、劉備の義兄弟関羽(かんう)も隠れた主役といえます。
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・後漢末期の群雄割拠の中、たくさんの人物が覇を争います。
・覇権争いに勝った"曹操"、"孫一族"、そしてもともと草履売りだった"劉備"が
最終的に一国の君主となります。国が3つに分かれます。【三国時代到来】
・劉備亡き後、諸葛孔明が跡をついで魏(ぎ)と戦う
・諸葛孔明亡き後、三国が滅びて新王朝・晋によって中国が統一される
という物語が三国志演義では非常に大きなスケールで描かれています。
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最低限これらを知っておけば三国志好きの友人と話しが出来ます。
@桃園の誓い(とうえんのちかい桃園結義(とうえんけつぎ)ともいう)
劉備は、最強に強い”張飛(ちょうひ)・関羽(かんう)”という二人と桃の花の咲く場所で義兄弟(ぎきょうだい)[血の繋がりはないが意気投合し兄弟の誓いを立てること]になります。
三人は固い絆で結ばれており”生まれたときは違っても死ぬときは同じ”と考えていました。
ちなみに、【関羽】の読みは[せきう]ではありません[かんう]です!!
この人は文武ともに秀でていて、しかも、非常に仁義にあつかった人物です。
後の人々は、彼を神様として崇めました。それがいま各地中華街などにある関帝廟(かんていびょう)です。魔除けと商売の神様です。
A三顧の礼(さんこのれい)

劉備は天才戦略家 ”諸葛孔明(しょかつこうめい)” の存在を知り三度足を運んで頼み込み配下とします。
のちに彼は軍師(ぐんし参謀)として活躍します。
彼が提唱する ”天下三分の計(てんかさんぶんのけい)” [中国を三分割しその一つを取る作戦]
を行動方針として劉備は天下を狙います。
B赤壁(せきへき)の戦い

「赤壁」という場所で全国制覇間近の曹操(魏)の大軍に対して、兵力ではかなり劣る劉備・孫権連合軍(蜀&呉)が勝利します。その後、三国にわかれた三国時代を迎えます。ちなみに、赤壁の戦いは長江(ちょうこう)を挟んだ海戦でした。
三国志における戦いの一番の見せ場です。天下分け目の戦いとして、
日本で言えば「関が原の戦い」。
映画「レッドクリフ」はこの戦いを描いています。
・中原(ちゅうげん)【当サイトのドメイン名でもあります】
中国の中心地域(中国古代文化の発祥の地、黄河中下流の平原地帯)をいいます。このあたりを制すれば天下を取れると考えられており、紛争のたえない地域でした。三国時代、事実上このあたりは魏の曹操が制していました。
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英傑群像岡本が考える三国志の魅力
まず多彩な人間関係とストーリーの楽しさにつきます。
その1
特に人気の秘密は多くの英傑たちが登場する事。
ゲーム化するにしてもキャラクターが多くいろいろと扱いやすいということもあるのだとおもいます。また、英傑たちは長所・短所を皆持ち合わせておりさまざまな性格の人物に感情移入できるのがポイントです。そのあたり日本の戦国時代と共通します。
その2
脚色はあるとしてもほぼ実在の人物と出来事を中心に書かれています。
ここが歴史好きの人をひきつける魅力でもあります。
また何故ずーと長く好きな人が多いかというと、それを読み終わったあとその後の楽しみ方(人物を調べる・関連遺跡に行ったり調べたりする)も
多数あるということが大きいのだと思われます。
ここが完全オリジナル作品との大きな違いです。
その3
三国志演義という物語が、小説としてよく出来ており奥が深いということ。
ある説では「7割が事実で3割虚構」ともいわれている虚実バランス。
人知を超えるファンタジー要素も含まれていたりもします。
単に歴史書しか存在せず、この小説がなければそこまで人物たちの人気もでなかったことでしょう。
その4
主役の劉備も諸葛孔明も、敵役の曹操も、ともに中国統一を成し遂げることができずみな志半ばでなくなっていきます。判官びいきの日本人にも非常に受け入れやすい内容になっています。
それにこの時代の中国は儒教社会で、日本の戦国などとも似ており他国のお話しとしての違和感が少ないことでしょうか。
その5
他の中国の時代と比べ理不尽な残虐要素が少ない(多少はあります)。
戦争の苦しみや辛さといった部分はあまり出てきません。
お色気シーンも最小限。
エンターテイメントとして楽しめ不快感が少ないので、老若男女からも受け入れられている要素だと思われます。
また、中国はもちろん韓国や台湾やタイなどアジア各地で非常に人気があります。
日本では江戸時代より庶民の間でたいへん人気がありました。杉田玄白なども大の三国志好きでした。荻生徂徠や頼山陽も日本の城や地名を三国志にちなんでつけています。
その前の戦国時代でも織田信長は三国志を知ってようですし、
その後の明治時代では陸奥宗光、そして文豪の森鴎外・夏目漱石も作品で
三国志を引用したりしています。
日本の有名人(英傑達)も『みんな大好き三国志』といえるかもしれませんね。
⇒より詳しく武将の事を知るには武将紹介・三国志を作るへ
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これを知ればあなたも三国志通!
@小説では吉川英治三国志(全8巻)
その他、柴田錬三郎、陳舜臣、北方謙三著作などが有名。
歴史書としての翻訳本などもでています。
A漫画では横山光輝三国志(全60巻)
その他、天地を喰らう、蒼天航路などが有名。
最近は、脚色が強いものの覇-LORD-がある。
B映像では映画レッドクリフ、
ドラマ三国志、
NHK人形劇三国志(川本喜八郎氏の人形)、
新ドラマ「三国志」の前にあった中国中央電視台の大河ドラマ「三国志」や
その他、アニメ版”横山光輝三国志”などが有名。アニメ「最強武将伝三国演義」もTV放送されました。
赤壁の戦いを描いた映画「レッドクリフ」2部作と
趙雲を主役とする映画「三国志」
そして、関羽を主役とする映画「三国志英傑伝関羽」
は日本で公開されました。いまはDVDで楽しめます。
「レッドクリフ」は呉の司令官周瑜(しゅうゆ)が主役。トニーレオンが
演じ、諸葛亮を金城武が演じました。
映画「三国志」は蜀の将軍趙雲(ちょううん)を主役でアンディーラウが
演じました。
曹操を主人公にした「銅雀台」では、チョウ・ユンファ主役で、玉木宏も出演。
Cゲームでは
コーエーの”三國志”シリーズ・”真・三國無双”シリーズ、セガの”三国志大戦”など
任天堂DSでは「横山光輝三国志」の漫画を全て収めたものもあります。
最近では、オンラインや携帯ゲームなどでも大人気。
この他にも、三国志の要素を取り込んで
完全オリジナルの漫画やアニメなどが多数あります。
最近では、携帯電話・スマフォ用のゲームなどが盛り上っています。
「三国志」は上記のように日本では江戸時代より庶民に愛され
いろんなメディアに取り込まれ独自の発展を遂げています。
今後も最先端のメディアに取り入れられてどんどん発展していくことでしょう。
三国志はいまもなお常に発展進化しているのです。
このページが、三国志の世界への導入となれば幸いです。
英傑群像岡本伸也
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